課題・書体は自由で、個人・団体いずれの応募も可能です。
主催=読売新聞社
共催=読売書法会
後援=文部科学省ほか
2024年度の募集要項はこちら
【対象】
小学生、中学生、高校生
※小学校1~3年、同4~6年、中学生、高校生ごとに審査します
※高等専門学校などに在学の生徒は3年次まで応募可
※未就学児の出品も可能ですが、小学校低学年の部で審査します
【部門】
※作品既定
A)半紙(縦35センチ×横25センチ程度)
B)条幅(縦68センチ×横17.5センチ程度)※半切四分の一サイズ
C)条幅(縦135センチ×横35センチ程度)※半切サイズ
※一人で複数の出品可(上記部門A)~C)の内訳自由)。
ただし「審査員推薦」以上の賞(後述の【賞】を参照)の受賞は一人一点までとします
※用紙は縦向きに使用してください
※それぞれ小学校1~3年、同4~6年、中学生、高校生ごとに審査します
※小文字作品の場合は、C)サイズに収まるように貼り付けてご応募ください
【課題・書体】
自由 ※創作・臨書いずれも可
【出品料】
A)半紙600円、B)条幅(半切1/4)およびC)条幅(半切)700円
郵便局に備え付けの払込取扱票にてお支払いください。
なお、畏れ入りますが振込手数料は各自でご負担くださいますようお願いいたします
送金先口座番号=01740-7-133061
送金先口座名=読売学生書展事務局
【審査員】
髙木聖雨先生(日本芸術院会員、大東文化大学名誉教授、読売書法会最高顧問)ほか
【日程】
締切=2024年10月4日(金)必着
審査=2024年10月下旬~11月上旬
成績通知=2024年11月中に出品責任者宛てに郵送
成績発表=2024年12月上旬の読売新聞(九州・山口版)にて紹介
展覧会=2024年12月6日(金)~8日(日)、福岡国際センター
※展示の対象は特選以上の入賞作品です。
表彰式=2024年12月7日(土)、福岡国際センター
※表彰式の対象は各県知事賞以上の予定です。
賞状発送=2025年1月中
【応募方法】
個人、または塾や学校などの各団体で取りまとめ、所定の出品目録と作品を事務局へ提出してください。作品の左端に自筆で学年(学校名は不要)、氏名を書いてください
※雅印だけでも受け付けますが、必ず裏面に鉛筆で学年と氏名を書いてください
※作品は出品目録の番号と対応するように上から重ねてください
※書きおろし作品のみ受け付けます(裏打ちなどは不要です)
【賞について】
※受賞点数は、審査区分ごとの数です
(例:文部科学大臣賞1点とは、小学校1~3年、同4~6年、中学生、高校生それぞれ1点、全体で4点という意味です)
※部門の内訳が無いものは半紙、条幅を問わず優れた作品に授与します
①文部科学大臣賞=1点
②中国総領事館賞=1点
③読売学生大賞=2点(半紙1点、条幅1点)
④読売学生準大賞=2点(半紙1点、条幅1点)
⑤4神社賞(太宰府天満宮賞・宗像大社賞・筥崎宮賞・宮地嶽神社賞)=4点
⑥9県知事賞(山口・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄の各県)=9点
⑦読売新聞社賞=5~10点程度
⑧読売学生俊英賞=5~10点程度
⑨読売学生奨励賞=5~10点程度
・・・・以上、特別賞・・・・
⑩審査員推薦=若干数
・・・・上記まで、受賞上限を一人一点とする・・・・
⑪特選=上記①~⑩を除いた上位7~8%程度
・・・・以上、①~⑪の受賞作品を展覧会にて展示し、読売新聞紙上(九州・山口版)にて氏名を発表します・・・・
⑫秀逸=5~7%
⑬金賞=33~35%程度
⑭銀賞=30%程度
⑮銅賞=20%程度
※ご応募いただいたすべての作品に、銅賞までの賞を授与します
【副賞について】
①文部科学大臣賞~④読売学生準大賞=トロフィー
①文部科学大臣賞~⑨読売学生奨励賞=受賞作を掛軸表装の上、展覧会終了後に贈呈
⑩審査員推薦、⑪特選、⑫秀逸=文房具など ※年度によって異なります
※審査員推薦以下の受賞作品は返却いたしかねます。あらかじめご了承ください
【賞状について】
すべての出品作品に対し、銅賞までの賞を授与し、以下の要領で賞状を贈ります
①文部科学大臣賞~⑪特選=事務局にて受賞者氏名まで筆耕を完了した賞状(ただし一部の賞は本文は印刷)を出品責任者宛てに発送
⑫秀逸~⑮銅賞=受賞者氏名欄空欄の賞状を出品責任者宛てに発送。受賞者氏名は出品責任者にて記入していただく。希望者は事務局にて印刷も可(ただし有料で1枚40円です。ご希望の場合は、出品目録の「賞状印刷」欄に点数を記入ください。点数は出品点数と同数とします)
●応募全般について
Q.個人での応募は可能でしょうか?
A.可能です。個人出品の場合は、出品目録の「学校・書塾・団体名」欄に「個人」と記載の上、「責任者名」欄には保護者の方のお名前、「住所」欄にはご自宅の住所をご記入の上、必ず作品に同封してご応募ください。作品のみの送付では受け付けができません。なお「住所」欄に記載の住所宛に成績通知をお送りしますので、個人応募の場合、この欄に所属校の住所を書かないようにご注意ください。
Q.払い込み用紙は指定でしょうか?
A.郵便局に備え付けの払込取扱票で構いません。以下の口座番号と口座名および、出品責任者の方の住所と氏名、連絡先をご記入の上、所定の金額をお振込みください。
口座番号「01740-7-133061」
口座名「読売学生書展」
Q.払込票の控えは作品と一緒に送付する必要がありますか?
A.不要です。控えはお手元にて保管ください。
Q.賞状は全員分あるのでしょうか?
A.すべての出品作品に対し、銅賞までの賞を授与し、以下の要領で賞状を贈ります
①文部科学大臣賞~⑪特選=事務局にて受賞者氏名まで筆耕を完了した賞状(ただし一部の賞は本文は印刷)を出品責任者宛てに発送
⑫秀逸~⑮銅賞=受賞者氏名欄空欄の賞状を出品責任者宛てに発送。受賞者氏名は出品責任者にて記入していただく。希望者は事務局にて印刷も可(ただし有料で1枚40円です)
※個人出品で親御さんなどが責任者の場合、筆耕が難しいというケースもあると思います。その場合、1枚につき40円頂戴して、事務局でお名前を印刷した状態で賞状をお送りします。ご希望の場合は、出品時に出品点数分に40円を乗じた金額を合わせてお振込みください。募集締め切り後の追加での申し込みはできませんのでご注意ください。
Q.同一の児童・生徒について別々の団体(学校と書道塾、書道塾と個人など)からそれぞれ作品を応募することは可能でしょうか?
A.一人で複数点応募可能なので問題ありません。ただし、特別賞の入賞はお一人1点までとなっており、これは複数の団体から出品された場合でも変わりません。ご了承ください。
Q.受賞者の氏名(学校・学年含む)は新聞やホームページ等に掲載されるのでしょうか?
A.はい。原則として特選以上の受賞者の氏名・学校・学年を読売新聞(九州・山口版のみ)、その一部を本HPにて紹介予定です。受賞者の情報は出品目録に記載の内容をそのまま転載しますので、誤字脱字にご注意ください。また、書道教室等の主宰者様におかれましては、学校の統廃合等にご注意の上、目録を作成くださいますようお願いいたします。
本展へのご応募(出品目録の提出)をもって、受賞者情報(氏名・学校・学年含む)の新聞やホームページ等への掲載を承諾いただいているものとみなします。特段の事情がおありの場合は、事務局へお問い合わせください。
Q.作品に貼り付ける出品券などはありますか?
A.本展では個別の作品に貼り付ける出品券はありません。
●作品について
Q.高校生などの作品で、学年と氏名の記載に代えて雅印のみでも応募可能でしょうか?
A. 可能です。ただし、その場合は作品の裏面に学年とフルネームを鉛筆で記載してください(例:高校二年 読売花子)。
Q.要項の作品例には、学年の書き方として「中三」とありますが、ほかの表記だと無効になりますでしょうか?
A.いいえ、無効にはなりません。中学校三年生の場合、「中三年」や「三年」などの表記も受け付けております。ただし「中学」または「中」の表記を省略した場合は、必ず裏面に鉛筆で「中学三年」と記載してください。区分(小学校1~3年、同4~6年、中学生、高校生)ごとに審査をするためで作品の取り違いを防ぐためです。ご協力をお願いします。
Q.小学校低学年の場合など、姓を書かずに名前だけ(ひらがなのみ)でも応募可能でしょうか?
A. 可能です。裏面に学年とフルネームを鉛筆で記載してください(例:小学一年 読売花子)。本人自著でなくて構いません。ただし、名前の出来も審査の際に加味される可能性があります。
Q.かなの小文字作品を出品したいのだが、巻子なども可能でしょうか?
A. 作品サイズ規定により C)条幅(縦135センチ×横35センチ程度)※半切サイズ・縦向きに収まるように料紙を貼り付けてご応募ください
●出品目録の記載方法について
Q.一人の児童・生徒で複数応募したいのですが、目録にはどのように氏名を書けばよいでしょうか?
A. 例えば、一人の方が5点出品される場合、5回氏名の記入をお願いします。同じ方が続く場合は、2回目以降「〃」などで省略していただいて構いません。目録の番号と作品の順番が対応しているという前提で事務局では作品を整理するためです。
Q.出品目録の左上にある「サイズ:半紙の部 ・ 条幅の部」とは何でしょうか?
A.作品サイズによって
A)半紙(縦35センチ×横25センチ程度)
B)条幅(縦68センチ×横17.5センチ程度)※半切四分の一サイズ
C)条幅(縦135センチ×横35センチ程度)※半切サイズ
の3部門がありますので、半紙と条幅で分けて出品目録を作成してください。なお、B)とC)は混在しても構いませんが、全体で50点以上の応募の場合はB)とC)も分けて作品整理の上、ご応募いただけると大変助かります。
Q.出品目録の左上にある「作品順番:成績順 ・ 学年順」とは何でしょうか?
A.こちらは、出品責任者にてすでに審査をされているかどうかの違いです(内審の有無)。事務局では、普段からご指導にあたっておられる学校や書道塾の指導者様、あるいは保護者の方の所感を審査の際、参考にできればと考えております。
・出品団体内で審査を済ませている場合=「成績順」に○を付けて、審査順(優秀なものから上)に作品を並べ、それに対応する順番で出品目録に氏名を記入
・出品団体内で審査をしていない場合=「学年順」に○を付けて、学年順(高学年あるいは低学年から上)に作品を並べ、それに対応する順番で出品目録に氏名を記入
※作品の順番と出品目録の順番が一致しない場合は、出品目録を優先します
※「成績順 ・ 学年順」に○印が無く、作品の学年が混在している場合は、「成績順」と判断します。
Q.個人で出品の場合も、「作品順番:成績順 ・ 学年順」に○付けが必要でしょうか?
A. はい。個人出品で成績の判断がつかない場合や、1点のみの出品の場合は「学年順」に○を付けてください。お一人の児童・生徒の方が複数点出品されており、「成績順」に○が付いている場合は、一番上の作品(出品目録で1番に相当する作品)が自信作(=内審一位)であると判断します。保護者の方がご兄弟など複数のお子様の作品を応募される際も、「成績順」か「学年順」かを受け付けの際の参考としますので、必ずどちらかに○を付けてください。
Q.出品目録の左にある「番号」の欄は何でしょうか?
A. 作品の整理番号です。作品はこの番号と対応するように上から重ねてください。10点以上ご出品いただく場合は、十の位、百の位を書き足していただきますようお願いします。
●募集締め切り後~賞状のお届けについて
Q.優秀作品の写真や入賞者名簿はいつ新聞紙面に掲載されますか?
A. 12月上旬の読売新聞(九州・山口版)に掲載予定です。掲載予定日は成績通知の際にお知らせします。当ホームページでも掲載当日以降、お知らせします。
Q.賞状はいつ届きますか?
A. 2025年1月中に、出品責任者宛に出品団体分をまとめて発送いたします。順次発送いたしますのでお待たせしますがご了承ください。
●展覧会・表彰式について
Q.展覧会の入場料はおいくらですか?
A. 入場料はかかりません。どなたでもご入場できます(ただし、同時開催の読売書法展九州展も合わせてご観覧の場合は、大学生以上600円の入場料が必要です)。
Q.展覧会や表彰式は写真撮影可能ですか?
A. 可能です。周りの方々のご迷惑にならないようご配慮をお願いいたします。
Q.どの賞までが表彰式の対象になりますか?表彰式に参加できない場合は賞状や副賞の受け取りはどうなりますか?
A. 表彰式の有無や対象者は、感染症など社会状況によって判断します。対象者には成績通知の際に連絡します。表彰式を行わない場合やご欠席の場合、賞状や副賞は出品責任者様宛てに1月以降お送りします。
Q.表彰式にドレスコードはありますか?
A. 特にありません。
●読売新聞での受賞者紹介について
Q.受賞者紹介の記事はいつ掲載されますか?
A. 12月上旬に、九州・山口で発行される読売新聞朝刊に掲載予定です。特選以上の受賞者の氏名・学校・学年および、上位の賞の作品写真や審査講評なども紹介します。
また、一部受賞者のインタビュー記事を地方版(当該受賞者が居住する県の紙面)にて紹介します。
※紙面の予定は、事件や事故などによって大幅に変わることもあります。予めご了承ください。
Q.読売新聞を購読していないのですが、記事が掲載された新聞はどうすれば入手できますか?
A.(九州・山口にお住まいの場合)駅の売店やコンビニで掲載当日の「読売新聞」を購入いただくか、最寄りの公共機関(図書館・公民館など)で閲覧・コピーできます。
(九州・山口以外にお住まいの場合)出品責任者様宛に縮刷版(1部)を賞状発送時に同封いたします。
Q.いつ記事が掲載されるのか(されたのか)教えていただいたくことは可能でしょうか?
A. 事務局(平日10~17時)にお問い合わせください。掲載した記事についてはお調べできますが、掲載前の場合は予定をお調べできない場合がありますのでご了承ください。
Q.読売新聞の記事を学校や書道塾のHPなどで二次利用することは可能でしょうか?
A. 著作権にかかわる場合がありますので事務局へ事前にご相談ください。
受賞作品と講評
「第45回読売学生書展」(読売新聞社主催、読売書法会共催)の審査で、最高賞の文部科学大臣賞をはじめとする各賞が決まった。今回は全国の小・中学生、高校生から半紙と条幅の計8022点の応募があった。(2023年12月)
文部科学大臣賞 ※敬称略(学年は受賞時)
下関市・向山小3年
新道光
北九州市・中井小6年
倉元こころ
宮崎市・本郷中1年
松本晃明
福岡市・東福岡高3年
大西航太郎
高校生は古典をしっかり勉強した臨書作品が多く、技術も優れていました。小中学生は基本を守った上で日頃の練習の成果が表れ、安定した作品ばかりでした。
文部科学大臣賞のうち大西航太郎さん(高校3年)は、文字の大小や幅の広い狭い、墨の多い少ないなどの表現方法がうまく、それを全体的にまとめ上げた秀作です。
松本晃明さん(中学1年)は強い線を書けており、また、難しい字を非常にうまくまとめています。たくさん練習したことがよくわかります。名前もうまい。将来が楽しみです。
倉元こころさん(小学6年)は一本一本の線が非常に強く、画数の多い字でもぶれがなく完璧な形の取り方で書かれています。
新道光さん(小学3年)の作品は「母」や「え」の線が良い。平均した筆圧で書けている素晴らしい作品です。
(審査員長・髙木聖雨先生による講評)